過食嘔吐は、一般的には拒食症から移行してくるケースが多いようです。どちらも摂食障害という精神疾患であり、太りたくない、痩せたいという思いが強いために引き起こされる病気です。拒食症はガリガリにやせ細ってしまい、食べなきゃいけないと思っていてもからだが食べ物を受け付けないこともあります。その拒食症を徐々に解消して食べられるようになってくると、今度は食べたい欲求が抑えきれなくなってしまい過食症になり、食べ過ぎてしまうことへの罪悪感から、強制的に食べたものを吐き出す行動に出るのです。
過食嘔吐は繰り返すもので、なかなか簡単には治らないのです。ただ、言ってしまえば過食嘔吐は食べなければ吐く必要がなくなります。過食嘔吐を含めた過食嘔吐は、拒食症よりも自分で感じる罪悪感、失望感は強いものです。頭ではわかっていても止まらない食欲、食べれば吐き出してしまう、こういった行動を繰り返していると、食べることへの罪悪感につながってしまうこともあります。そうすると、仮に過食嘔吐の症状が改善されて吐かなくなったとしても、今度はまた食べることへの罪悪感から拒食症になってしまうこともあるのです。
ですので、過食嘔吐を改善しようと頑張ってみた結果、過食嘔吐はなくなったものの、今度は拒食症で悩むということもあるのです。拒食症から過食症・過食嘔吐を引き起こし、それがまた拒食症を招いてしまうという負の連鎖がいつまでも続いてしまうのです。どれも身体にいいことではありませんので、そういった変化にも気をつけて対策しないといけません。