過食嘔吐は、自分の身体にさまざまなトラブルを招いてしまうこともあります。ただ、それが妊娠中となれば自分だけの身体に影響を及ぼすだけではなく、お腹の赤ちゃんにまで影響を及ぼしかねません。
過食嘔吐が続くと、十分な栄養を身体に摂取できないため栄養失調になってしまうことあります。そこまでいかない状態でも少なからず栄養は不足していて、肌荒れ、抜け毛、免疫力の低下などを引き起こします。ただ、よほど重症にならない限りは直接的に命の危険にさらされることは少ないでしょう。
ですが、妊婦となれば別です。お腹の赤ちゃんは、へその緒を通じてお母さんから栄養をもらって成長していくものです。ところが、栄養不足になってしまうと、十分な栄養を胎児に届けることが困難になるのです。おそらく「自分はどうでもいいから、子供にだけは栄養を」と思う女性も多いのではないでしょうか。ですが自分ではそう思っていても、そういうわけにはいないかないのが人間の身体です。生命を維持するためには余分なものへの供給はストップします、つまり、母体が命の危険を感じた場合、自分の体を守るために赤ちゃんへ供給していた栄養は行かなくなってしまうのです。
また、嘔吐という行為自体も母体にとって大きな負担になります。嘔吐はお腹に力が入るため、それにより切迫早産などのリスクも伴います。ですので、妊娠中の過食嘔吐は母体だけでなく赤ちゃんにも危険なのです。じゃあ、嘔吐しなければいいのかというと、過食も妊娠中毒症のリスクが高まりますので、赤ちゃんの為に止める意思を強く持ちましょう。